40代になると基礎代謝量が低下して
痩せにくくなります。
男性も女性も35歳をすぎたあたりから
更年期の時期に差し掛かります。
こうした時期は体力的にも
大きく変化する時期だと言われているのです。
体の変化をしっかり理解した上でダイエットをしないと
リバウンドを繰り返すだけになります。
このページでは、ダイエットに年齢は関係ないのかや
間違いだらけの肥満対策がどういうものかを紹介していきます。
ダイエットに年齢は関係ないと聞くけど本当?
ヤフー知恵袋でも「ダイエットは年齢に関係ない」と
発言する人もたまに見かけます。
そうした発言に関して、ダイエットをする場合は
年齢は関係ないのは事実です。
しかし、ダイエットをする上で
「中年と言うのは言い訳にすぎない」というのは大きな間違いです。
なぜなら、40代からは若い頃と違い痩せにくい体質になっているので
こうした痩せにくい事実は、言い訳でもなんでも無いからです。
40代になると太りやすくなりウエスト周りが
どうしても太くなっていきます。
これは、厚生労働省発表の「国民健康・栄養の現状」でも
明らかになっています。
どうして、加齢とともに痩せにくくなるのかは
以下の2つの理由が考えられます。
・加齢とともに筋肉量が減って代謝が悪くなること
・女性ホルモンのバランスの乱れ
加齢とともに筋肉量が減り
基礎代謝も低下していきます。
なので、20代の頃に絶食をすれば簡単に痩せることができたという方法は
年齢によっては逆効果になってしまうのです。
つまり、40代からは若い頃のダイエット方法が
どれもこれも通用しないということになります。
若い人には、まだ理解できないかも知れませんけどね・・・
女性ホルモンも加齢により乱れてきてこれまで
体全体に皮下脂肪が付いていたのに対して内臓脂肪が増えて
男性のようにお腹だけが大きくなる太り方をするケースもあります。
女性ホルモンとは、女性らしい体のラインを作ったり
肌の艶を保ったり内臓脂肪をつきにくくするという役目があります。
ほかにも血液中の悪玉コレステロールが増えないようにするというような
女性の美と健康を守る役割があるのです。
女性ホルモンは生涯のうちに30代前後がピークと言われていて
徐々にその分泌量が低下していきます。
低下が顕著に見られるようになるのが
40代以降でホルモンの分泌料がかなり減ってしまいます。
そうなると、心身に様々な症状や
変化が現れるようになります。
大きな誤解から生む間違いだらけの肥満対策
20代や30代では絶食をしても短期間で痩せることが可能で
無理なダイエットをする体力も十分あります。
ですが、40代になると体力が低下しているので若い頃と
同じようなダイエット方法をすると健康にも影響を与えることになります。
40代では筋肉が落ちている状態なので
基礎代謝量が低下しています。
40代では何もしていなくても
ドンドン筋肉が落ちていきます。
絶食などをすると筋肉が落ちていくのが
より加速させる好意になるのです。
20代・30代でも短期間で痩せようというのは健康的に良くないのですが
40代では短期間で痩せようとは考えないほうが良いでしょう。
ダイエットをする女性の中には筋肉をつけるのを
たいへん嫌がる人も多くいます。
しかし、1ヶ月筋トレをした程度では筋肉は
女性の場合はなかなか付かないのです。
短期間で体重を大幅に落としてしまうと
筋肉はかなり落ちてしまいます。
ただ、計画的にダイエットジムに通い短期間で痩せる場合は
食事なども計算しているはずなので特に問題ないでしょう。
ですが、何も知識がなくガムシャラに若い頃に成功した方法を
40代で試したとしても効果はないし痩せにくい状態になってしまいます。
なので、自力でダイエットをする場合は
ゆっくりと痩せていこうという気持ちで行うほうが良いですね。
極端に言えば、6ヶ月に2キロ減れば良い的な感じで
ダイエットに取り組めば成功しやすいです。
まとめ
ダイエットをするというのは
年齢は全く関係ないです。
50代でも60代でもダイエットは可能ですが
年齢別にダイエット方法も変わってきます。
若い頃と同じような方法でダイエットをすると
年齢によっては命の危険に繋がる場合もあります。
なので、年齢に応じたダイエットを行い
40代からは、ゆっくりと痩せようという意識で
ダイエットをしたほうがうまくいきますよ。
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