ダイエットをしていると、
停滞期というものが訪れます。
停滞期とは、人間の体に備わっている、
「ホメオスタシス(恒常性)」という機能が
働いている状態と言われています。
ホメオスタシスとは、人間が餓死するのを防ぐために、
備わっている機能で食事による摂取カロリーが少ない時期が続いたら、
体重の減少を抑えよう働くものです。
これを、停滞期といいます。
食事制限や断食などをしていると、
停滞期が訪れやすいです。
この停滞期には、3つのパターンがありますが、
そのパターンや体脂肪が減らない場合の乗り越え方などを紹介していきます。
停滞期には3つのパターンがある?!
停滞期にダイエットをしても、
あまり結果として現れません。
ダイエットを2ヶ月間くらい続けて、
体重が2キロ~5キロくらい落ちたところで、
停滞期になることがあります。
そんな停滞期には、3つのパターンがあるので
一つ一つ紹介をしていきましょう。
パターン1;体脂肪は減ってるのに体重が減らない
体脂肪は落ちていても、体の水分や糖質が一時的に増えて
体重が減らないことがあります。
体脂肪が落ちているのに体重が減らないので、
やる気が落ちるケースもあります。
しかし、体重の動き方を知り、
やる気を落とさずにダイエットを続けたほうが、
効果的に結果を出しやすいです。
体重が減らないというのは、一時的なものです。
しばらくすると、体重は落ち始めるので
停滞期に入ったと思ったら、
そのままダイエットを続けていくようにしましょう。
体重というのは、体の水分や糖質などや
胃腸の内容物により変化します。
脂肪が1キロ減っても、水分や糖質が1キロ増えてしまうと
体重は減りません。
痩せているけど体重が減っていないという、
停滞しているように見えるという状態が続く場合は
停滞期に入っていると考えたほうが良いでしょう。
停滞期の期間は人によっても異なりますが、
約「2週間」くらいまで続きます。
人によっては1ヶ月位は続くこともあるようなので、
停滞期を超えるまでは我慢し続けるしかありません。
パターン2:現在行っているダイエットの効果が低い
ダイエット効果が低すぎると、
脂肪は減らないし体重もなかなか落ちません。
ダイエット効果が低いと感じたら、
食事のコントロールを中心にしたダイエットをすると効果的です。
現在行っているダイエットの方法による効果が、
かなり薄いと感じても方法を変えずに
食事でコントロールするという方法もあります。
ただ、ダイエットにはいろいろな方法があるのですが、
間違った方法や効果が低い方法が中にはあるので注意が必要です。
サプリメントだけで痩せようというのは論外ですが、
サプリメントを利用したダイエット方法は色々な工夫が必要です。
食事の方法を変えるだけでも、最初はあまり脂肪が落ちなくても
ダイエットを始めた当初よりは、体重が1キロ~2キロは落ちているケースもあります。
食べる食材をカロリーの低い、アイディア料理に変更するだけでも
脂肪はある程度は落ちます。
カロリー低めのアイディア料理に運動を加えれば、
結果はかなり大きく変動するでしょう。
最初は体重が減っていたのに、
続けていても脂肪が落ちないし体重も減らないという場合は、
停滞期に入っている可能性があります。
その場合は停滞期は、ずっと続いてしまうので
食事を減らして、運動量を増やすしか無いでしょう。
パターン3:基礎代謝が落ちて痩せない
ダイエットでホルモンバランスが乱れ、
基礎代謝が落ちて痩せなくなることもあります。
体のストレスをためないで、
基礎代謝を落とさずにダイエットをするのは簡単です。
間違ったダイエットのやり方は、
基礎代謝を確実に落としてしまうので
痩せにくい体質に変化してしまうのです。
基礎代謝が落ちたときは、
体をリフレッシュして基礎代謝を戻していくようにします。
ダイエットをするときは、体に大きくストレスを与えるやり方だと、
ホルモンバランスが乱れて基礎代謝が低下しやすくなります。
この影響が大きいと「400カロリー~500カロリー」は、
低下してしまいます。
そうなると、ダイエットをしても摂取カロリーが少なく、
消費カロリーが多いという状態にはなりません。
そのため、停滞期に入ってしまうのです。
最初はダイエットをして脂肪も体重も減っていたけど、
徐々に落ちにくくなってきたと感じたら、大体はこのパターンです。
ほとんど食事をしないダイエットの場合は、
1週間ほど停滞期が訪れます。
かなりカロリーを抑えたり主食をあまり摂取しない場合は、
1ヶ月~2ヶ月くらいは停滞期が続きます。
こうした停滞期を防ぐには、
ストレスを溜めないようにダイエットをすることが大切です。
基礎代謝が落ちたら、
体をリフレッシュして調整をしていきましょう。
まとめ
ダイエットの停滞期には3パターンありますが、
どれも確実に言えるのは停滞期に入っても、
継続してダイエットをすることです。
食事の量を制限するよりも、
食べるものを変えるだけでカロリーは大きく低下します。
食事の量を減らさないで、
食べる素材を変えれば停滞期も訪れにくくなります。
とはいっても、停滞期というのは必ず突入するものであり、
どんなに正しい方法で行っても経験をします。
これを乗り越えるには、
強い意志と目的意識が必要なのかも知れません。
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