ダイエット目的でウォーキングを始めても、
なかなか痩せることができないという悩みはないですか?
実は、ウォーキングだけでは痩せることができませんし、
逆に筋肉が徐々に減っていきます。
基礎代謝が増えやすく痩せにくい体作りの方法を、
紹介していきます。
有酸素運動で筋肉が減って基礎代謝が低下するのは本当?
結論から言えば、有酸素運動は
体内の糖と脂肪をエネルギーにしているので、
筋肉の増減という概念はありません。
つまり、有酸素運動をして筋肉が落ちることは、
まず無いと思っても良いでしょう。
筋肉を使った場合は分解されて促進されますが、
しっかりと栄養を摂取すれば
筋肉が合成されて元の量に戻ります。
なので、有酸素運動をしても、
筋肉量は変わらないのです。
筋肉は一定以上の負荷量を与えると、
分解するよりも合成のほうが多くなります。
これによって、過大な負荷に耐えられるように
体をより強くする機構が働くので
筋肉が減ることはないと言えます。
有酸素運動と筋肉の代謝量ですが、
長期間有酸素運動だけをしていると、
速筋が遅筋化して筋肉の生成が落ちることがあります。
基本的には、有酸素運動で筋肉が減ることは、
ほぼ無いと考えられます。
体重を落とすと筋肉量が減る?
体重を減らすと筋肉量は、
確かに落ちていきます。
有酸素運動をして体重を落とすことに成功すると、
筋肉量は落ちてしまいます。
有酸素運動しかしていない状態なら、
筋肉量の減り方はかなり激しいでしょう。
そうしたことから、「有酸素運動は筋肉を減らす」
という事になったのです。
しかし、実際には「体重を落とすと筋肉が減る」が正解で、
筋トレをしても体重を減らしていると筋肉量は減ります。
筋トレをしている場合は、筋肉の減る量は穏やかです。
たとえば、体重が60キロで体脂肪が20%の人が
有酸素運動で、5キロも体重を減らしたとすれば、
減量できた5キロ全てが脂肪ではありません。
その中には、筋肉も含まれています。
そういう意味でも、有酸素運動をして
体重が落ちれば、筋肉も落ちますが体重が減るので、
その分動きやすなりますし体力的に疲れにくいです。
効率よく脂肪だけを落とす方法
有酸素運動をすると体重が落ちるので、
筋肉も衰えます。
しかし、脂肪燃焼を効果的に上げたいなら、
有酸素運動を開始する前に筋トレをしたほうが良いでしょう。
筋トレをして筋肉量を増やし
基礎代謝を上げてから、有酸素運動をすれば
基礎代謝が上がっているので脂肪燃焼が促進されます。
さらに、筋トレをすることで、
筋肉の衰えも最小限にできます。
ダイエットは基本的に筋量を出来る限り維持して、
ある程度は糖質やタンパク質を補給する必要があります。
糖質やタンパク質は摂取しすぎると、
脂肪を蓄積させてしまうので適度に摂取しましょう。
まとめ
有酸素運動をしても基本的には、
筋肉量は減りません。
しかし、体重が落ちると筋肉量は落ちます。
有酸素運動をして体重が落ちると、
筋肉量が減るので誤解を招きやすいです。
基本的には体重が落ちると、筋肉量が減るので
筋トレはしたほうが良いと言えます。
脂肪を燃焼させたいという場合は、
有酸素運動をする前に筋トレをしましょう。
そうすれば、基礎代謝が上がった状態で、
有酸素運動ができます。
有酸素運動は脂肪燃焼効果があるので、
筋トレをした後なら効果は高くなります。
おすすめの有酸素運動は、ウォーキングです。
理由は、マイペースで歩行が出来るし、
余り疲れないからです。
筋トレは運動の強度によりますが、
激しい運動で筋肉痛の状態で筋トレをすると、
逆に筋肉が衰えてしまいます。
筋肉にも休みを与えるのも重要なので、
同じ箇所をしっかりと鍛えるなら
2日から3日は開けると良いでしょう。
筋肉は休ませることで、早く成長をして
より早く引き締まっていきます。
ほかにも階段を上がったり下りたりする運動も、
効果的なので試してみてはいかがでしょうか。
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