肥満は遺伝だと
思っている人はいるかもしれません。
確かに、親が太っているなら子供も
太っているケースが多く肥満は遺伝だと思っても仕方ないでしょう。
しかし、日本肥満学会では肥満の原因は
3割が遺伝で7割は生活習慣によるものという結果が出ています。
たとえば、母親のほうが太っていて父親のほうが
痩せているならメンデルの法則によれば1人の子供は痩せていて
もう1人のほうは太っているということになります。
このページでは、母親が太っていると
子供が太ってしまう原因や肥満の子供を痩せさせる方法を紹介します。
母親が太っていると子供も太る本当の理由
肥満は遺伝が3割と言われていますが
脂肪を蓄積させたり太らせる遺伝子が存在するわけではないのです。
そもそも肥満というのは、糖や脂肪を体内に溜め込ませる働きがある
「インスリン」というホルモンが原因で肥満になります。
なので、人工甘味料を摂取すると大量のインスリンが分泌されて
脂肪と糖が体に溜まってBMIや胴回りが大きくなっていくのです。
インスリンは大人の肥満だけではなく
子供の肥満も引き起こしますが幼児のインスリン値は
なぜか高くなります。
ハーバードメディカルスクールのデイヴィッド・ラドウィグ教授は
51万3501人の母親と子供116万4750人の体重は寒冷性があるのか調査しました。
その結果ですが、妊娠中の母親の体重増加は
新生児の体重増加との関連性はかなり強いと証明したのです。
胎児は母親の血液から栄養を取り込むので
インスリンが多くホルモンバランスの乱れにより
胎盤を通じて自動的に退治に伝わってしまいます。
そして、それが体質になり
遺伝として太りやすい体質が受け継がれるのです。
肥満は子供のときに解決しておくべき!?
子供の肥満は早めに対処しておくのがベストで
肥満にならない生活習慣を、身に付けさせる必要があります。
たとえば、間食はさせないとか学校から帰宅している途中は
買い食いをしてはいけないなどルールも定めておく必要があります。
さらに、肥満の子供をダイエットさせるには
食事を気をつけるのも重要ですが、運動もさせる必要があります。
いずれにしても、子供の頃から体力をつけさせておけば
大人になっても疲れにくくなります。
そう考えると、運動はさせないよりも
させたほうが良いといえますね。
アスレチック遊具で運動させるのが一番!
ダイエット目的でウォーキングや
やりたくもない運動をさせるのは駄目です。
ダイエットでもなんでもそうですが。無理強いをさせずに
子供にとって「面白い」と思わせるのが一番です。
興味をもたせることが、うまくダイエットをさせるポイントですし
面白いと思わせることができなければ、子供は自分から動かないでしょう。
アスレチック遊具は冒険心をくすぐるので
男児のダイエットにはピッタリと思われます。
子供の頃なら食事に気をつける程度で肥満解消する!
子供の場合は、無理に食事制限をしなくても
運動や食事に気をつけるだけでも肥満は解消されやすくなります。
間違ったダイエット方法をすると
子供の成長に悪影響を与えてしまいます。
ダイエットによって必要な栄養素を幼少期に得られない場合は
発育にも大きな影響を与えてしまうでしょう。
そうならないためにも、大人のダイエットを
子供にさせるのは完全に間違っているのでやめたほうが良いでしょう。
ダイエットには10代には10代のダイエット方法があり
30代には30代のダイエットがあります。
30代は10代と違い基礎代謝量が低いので
食事制限をした上に運動をしないと痩せることができません。
人によっては、運動をして食事制限をしても
痩せることができない人もいます。
ですが、これは大人のダイエットの話です。
子供のダイエット方法は食事制限は
絶対にしないほうが良いでしょう。
将来的な影響が出るダイエット方法をしてしまうと
本当に取り返しがつかなくなります。
10代のダイエット方法は食事制限をしないで
3食きっちりと食べさせるようにしましょう。
運動も決まった時間に行ったり
ジョギングやウォーキングなどをさせたほうが良いでしょう。
まとめ
結局、肥満の遺伝性は3%くらいなので
生活習慣の見直し程度で何とかなるレベルだと分かりました。
子供の肥満を解決させるには運動をさせて
消費カロリーを増やす努力をします。
アスレチック遊具で遊ばせたり
水泳教室などに通わせるのも良いでしょう。
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