鹿島鈴木優磨炎上?「審判に威嚇」と非難殺到。理由はVAR?
Jリーグ30周年記念スペシャルマッチでの鹿島FW鈴木優磨の主審に対する威嚇行為に審判委員長が見解「ピッチ上でしっかり対応しなければ」
「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として国立競技場で行われた鹿島アントラーズvs名古屋グランパスの試合で、鹿島のFW鈴木優磨のファウルシーンが注目されました。
鈴木優磨はゴールを取り消された後、再度CKからゴールを決めましたが、その際に主審の木村博之を威嚇するような行為を行いました。この不適切なプレーについて、JFA審判委員長の扇谷健司氏が懸念を表明しました。このことが話題になっているようなので調べてみました。
鹿島鈴木優磨炎上?「審判に威嚇」と非難殺到。理由はVAR?
鈴木優磨の主審への威嚇行為に審判委員長が懸念を表明
鈴木優磨はゴールを取り消された後、再度CKからゴールを決めましたが、その際に主審の木村博之を威嚇するような行為を行いました。この不適切なプレーについて、JFA審判委員長の扇谷健司氏が懸念を表明しました。
鹿島アントラーズvs名古屋グランパスの試合での鈴木優磨のファウルシーンが取り上げられる
「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として国立競技場で行われた鹿島アントラーズvs名古屋グランパスの試合で、鹿島のFW鈴木優磨のファウルシーンが注目されました。このシーンでは、鈴木がクロスをヘディングで合わせてゴールを決めたものの、直前にファウルがあったとしてVARが介入し、ゴールを取り消しました。JFAはVARの介入について、安易に行うべきではないとの見解を示しました。
リーグ戦4連勝中の鹿島は、前半12分に右コーナーキック(CK)から鈴木がジャンピングヘッドで合わせて名古屋のゴールネットを揺らした。しかし、CKが蹴られる直前に鈴木が名古屋MF稲垣祥と接触。ファウルがあっとして、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)からの進言とオンフィールドレビュー判定の結果、木村博之主審はノーゴールと判断した。
しかし前半29分、再びCKを得た鹿島は、MF樋口雄太のキックから鈴木が再びヘディングシュートを決めた。得点後、木村主審を睨みつけるようなパフォーマンスをしたのち、チームメイトがそこへ駆け寄り歓喜の輪ができた。
JFAがレフェリーブリーフィングを実施、競技規則の改正や判定解説が行われる
日本サッカー協会(JFA)は2日、レフェリーブリーフィングを実施しました。競技規則の改正やJリーグでの判定について事象ごとに解説が行われ、JFA審判マネジャーJリーグ担当統括の東城穣氏とJFA審判委員会委員長の扇谷健司氏が登壇しました。また、カタール・ワールドカップ(W杯)でのレフェリング分析の取り組みについても説明が行われ、宮島一代氏も登壇しました。
鈴木の行為について「非常に大きな問題」
扇谷健司審判委員長は、鈴木の行為について「非常に大きな問題。誰がどうこうは別として、ああいうことがピッチ上で行われてはいけない。リーグをより良くしていく中で、あってはならない。あれを相手選手やサポーターにやったら大乱闘になる。レフェリーがしっかり対応しないといけない」と苦言を呈した。
ネットの反応は?

鹿島サポですが、鈴木優磨のチームへの献身性、負けず嫌いで熱いプレーが鈴木優磨のストロングポイントです。僕もチームを考えて行動してる彼のプレーは大好きです。 ただ、負けず嫌いなところに幼さが残っておりチームを考えずに突っ走ってしまうところがあるのも否めません。 サポ内ではパフォーマンス含めて鈴木優磨のキャラクターを理解してる人が多いので笑って流せますが、他サポからしたらやっぱりいい印象はないかもしれません。

審判相手に試合してもしょうがない。 昔、鹿島はけっこうラフプレーが多く、厳しく判定するとジャスティス岡田にも予告されていたことあったっけか。 余計なイエローもらっても、自分で自分の首しめるようなもんだから、燃えるならクールに燃えてほしいね。

鈴木優磨選手の行動はある意味で反骨心のある彼らしい行動で、こうした強気のメンタリティがストライカーとしての勝負強さを支えているのでしょう。ただJリーグはフェアプレーを重要視しているだけに、こうした行為はやはり認められないのも事実です。
明らかな威嚇行為だっただけに審判委員長が出した見解も納得ですが、同時に昨今のJリーグでは審判の判定をめぐり多くの選手・監督が不信感を持つ事例が続いているのも事実です。先日、ガンバ大阪のダニエル・ポヤトス監督は「自分の父も審判だった」と審判への敬意を示した上で「Jリーグはアジアでベストなリーグでハイレベル。それだけに選手も監督も審判も全員が同じレベルで試合をすべき」と苦言を呈しました。退場や警告、ハンドによるPKの基準が試合によって異なり、VARが意味をなしていないと感じる試合も珍しくありません。選手側だけでなく、試合を裁く側も変わる必要があると感じます。

鈴木は何度も同様の行為を行っている。クラブは厳正なる処分ないしは 注意勧告を行なっているんだろうか。先日のUEFACUP決勝でも起きたように主審に対する無礼非礼が目に余る。審判に対するリスペクトが大いに欠けているのは大きな問題かと思う

まあ優磨のあの行為はダメだし、あってはならない事。それはその通り。でも委員長がそのシーンを取り上げて苦言を呈するなら、各試合で起こる疑問の多いジャッジに対してもなんか言ってくれよ。同じような事象でも主審やVAR担当などその日の審判団によってまるっきりジャッジが違うのはどうなんだろうか。人によって見え方が違うのは分かるが、今シーズンは特に基準のブレが大きい気がする。
最後に
今回の騒動は直前にファウルがあったとしてVARが介入し、ゴールを取り消しましたとのことですがJFAはVARの介入について、安易に行うべきではないとの見解を示しましたことが個人的には意外でした。VARと審判のジャッジの重さが今後どうルールに影響してくるのかどの競技でも言えることですが注目したいところですね。
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